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使いっぷりもビッグスリー

2008年11月21日

吉祥寺の税理士事務所、中野会計事務所です。

経営再建を目指すビッグスリー(米自動車大手三社)に対し、上下両院の公聴会で金融安定化法に基づく政府支援に 「ノー」 が突き付けられました。
印象的だったのはビッグスリーのトップがいずれもプライベートジェット機で公聴会の場に足を運んだことに対し、審議委員が痛烈な皮肉をぶつけたシーン。まさに「顔を洗って出直して来な」的痛快な一幕でした。
米経済を支える中心的産業として長きにわたり君臨し、世界の自動車産業をリードしてきたビッグスリーであっても、明確な再建計画・リストラへの努力に疑問があれば簡単に税金は投入できない、という筋の通った理屈。うーん、これぞ政治力。