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地球環境保護は誰のため?

2009年12月21日

吉祥寺の税理士事務所、中野会計事務所です。

デンマーク、コペンハーゲンで行われていたCOP15が19日閉幕しました。
京都議定書から一歩踏み込んだ目標設定が期待されていましたが、開幕早々から先進国と新興国の間で意見が衝突し、残念ながら最終的に各国の拘束力あるCO2削減目標を決定づけられないまま、結論は先送りとなりました。。
世界全体のCO2排出量の約4割を占めるアメリカ・中国がどの程度本腰を入れて臨むのか注目されていた訳ですが、冒頭から中国の強硬姿勢ばかりが目立ったのが象徴する様に、各国が国益ばかりを振りかざした印象が強く残りました。
一方で国土が海没の危機にさらされている国がある現実。自国の権利を主張する前に、地球規模でこの問題と向き合って初めて、我々の未来があるのではないでしょうか。